墨田区両国にある東京都慰霊堂の耐震補強工事が始まっています。
竣工から80年が経ち耐震補強と劣化補修を行っているそうで、
完成は平成26年の春だそうです。
東京都慰霊堂には、関東大震災、東京大空襲の犠牲者が安置されており、
関東大震災のあった9月と東京大空襲のあった3月の年2回、
大法要が行われています。
さて、今回その補強、補修工事の現場を見学をさせてもらう事ができましたので
少しご紹介させていただきますね。


補強後 ↑
窓を小さくし、窓枠周囲を補強し、梁の上には壁を入れて補強しています。

当時の鬼瓦。


銅板葺き作業
銅板が緑青色に経年変化するまでは、これまでの景観を損なわない様
現状に近い塗装を吹き付けるんだそうです。

現在の銅板屋根の緑青色。 こうなるまでに何年かかるんでしょう。。
少しですが、なかなか上がれない場所にあげさせていただいたり、
改修箇所を説明をしていただいたりと、とても貴重な時間になりました。
さらに!現場の見学をさせていただいた戸田建設さんから、
当時の写真もお借りする事ができました。
建設当時の写真ですって!!! すごく貴重ですね~。
どうもありがとうございました!!!





東京都慰霊堂
所在地:東京都墨田区横網2丁目3番25号
建築年:1930年
構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造3階建
設 計:伊東忠太
施 工:戸田組
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- 2015年09月02日 17:11 |
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